みなさまこんにちは。。
今日はオーナーがコレクションしている鼻眼鏡のご紹介です。
アメリカ製がほとんどですが、70年前から100年前位の物になります。
当時のメガネケースに入っている、いろんなタイプのメガネ達・・・。
ケースから出して形を比べて見るとこんなに違います。
面白いな~と思うメガネが右奥の銀色の折りたたんである子です・・。
何やら仕掛けがありそうで、いじりたくなります・・・
こんな風になるんですよ~
銀色の70年以上前のケースを開けると折りたたまれたメガネが・・・・。
そのメガネを取り出して少し開くと・・
何となく耳にかける棒の無い状態にイメージが出来ます。
完全に広げてよく見ると、このレンズは遠近両用で左右のレンズの下の方に
小さなまん丸の遠視用のレンズが入っているのが分かります。
レンズの間のブリッジという所がバネになっているので鼻の上の方に挟んで使います。。
鼻筋が通っている人、鼻の高い人でないと使いづらいかもしれませんが幸いオーナー、鼻が高いです
オーナーは若いころから、ご出身は南の方ですか~?と・・。 ええまぁー。
フィリピンの方ですよね。いや、もっと南のほうですか~
行きすぎでしょ!! オーナーは鹿児島の沖永良部島生まれの母と東京生まれの父とのハーフです。。
かけている時に鼻から落ちてレンズが割れないようにネックレスにつなげて使う様になってります。。
実際にオーナーはこのメガネを使ってお客様の伝票などを書いておりますが、自分のメガネをかけた所が分かりませんので、どれだけ面白い顔になっているのかが分からないのが残念です~。
でもこのメガネのお陰で使っていたメガネを頭の上に乗せたまま「メガネはどこ行った~」がなくなりました。。
ご来店されたお客様、オーナーは変なメガネをかけているのではありません。
古い良き時代のものを大切にしているのでございます、おかしければ笑ってくださいね。
それでご来店の緊張が少しでも和らげばと、スタッフに言い聞かせて日替わりでいろんなメガネをかけているオーナーでした・・。
皆様こんにちは。
今日はとても古い懐中時計のお話です。
前からそうですがオーナーは古い物が大好きです。。キャンパーが料理をするためのコンロ(箱スト)や、
暖を取るためのストーブ、昔の職人さんが使っていた道具など古いもの、アンティークが大好きです。
特に最近は懐中時計が気になっていろいろ調べたり。。
先日、縁があって手元に来たのが下の写真の時計です。
茨城県のcaori87さん からお譲りしていただきました。
某オークションで出品されている方ですが、とても良心的で良いお品を出されている方です。。
この写真はなんと、今から114年前の懐中時計なんです。
すごいでしょ!!なによりも表と裏の蓋に手彫りで彫られた模様が見事です。。
そしてフタを開けて中を見ると・・・。
右横のまぁるいネジ部分、リューズ(竜頭)を押してパカッと蓋を開けると真っ白な文字盤が見えてきます。
綺麗ですよね、ちゃんと一日動いているんですよ、正確な時間を刻んで。。
素材はK14イエローゴールドで所々にピンク、ホワイトゴールドが使われていて、
とても手の込んだ模様です。蓋のついたこの様な時計をハンターケース、そしていろんな色が付いて彫られているのでマルチカラーと呼ばれている様です。。
この時計の裏ぶたを更に開けると機械、ムーブメントが出てきますが、そこにシリアルナンバーがうってあり、どの時代に造られたかが分かるようになっております。
その番号で調べると1898年製というのがわかるのです。。
昔の貴族達、特にこのサイズはご婦人用で馬に乗りキツネ狩りなど狩りを楽しむ時に表面のガラス部分(プラスティック製もある)がキズ付かない様にと造られたそうです。
そして時計のメーカーはアメリカで1850年に設立されたWaltham ウォルサムです。
アメリカの時計メーカーとしては最古ですがいろんな運命をたどっている事でも有名だそうです。
同じウォルサムの時計ですが、こちらはフタがないオープンフェイスと呼ばれるタイプのものです。
時間が見やすくなっており、鉄道関係の人やお医者さんが多く使っていたそうです。
考えてみると男性のスーツの時に着るベストは小さなポケットが左右に付いていますが、
もしかしたら懐中時計を入れるための専用ポケットなのかもしれないと思いました。
実はこの時計の裏ぶたを開けると、こんなメッセージは手彫りで彫られておりました。
“ In loving memory Father and Mother Christmas 1918 ”
愛する想いをこの時計の中に込めて、父と母より 1918年のクリスマス・・。という意味でしょか?(どなたか教えて下さいませ~。。)
今から94年前のメッセージが現在にも残っているのですから素晴らしい事だと思います。
縁があって私の所に来てくれたこの時計たちを、末永く大切にお店で使わせていただきます。
古いものを大切に、そして次の世代に残る手仕事をせねば!! と強く思うオーナーでした。
皆様こんにちは。。
当ブログでも紹介していましたが来週の26日、日曜日は川越にある7つの結婚式場が集まり、
ウエディング フェアーがあります。
盛大なフェアーですので、ぜひ行ってみて下さいませ。
今年で3回目となり当工房も第1回、2回と出ておりましたが今回は出ておりませんので、
その分皆様にとって参考になる指輪選びのポイントをここで紹介させて頂きますね。
指輪選びにはいくつかのポイントがありますので、よくご検討下さいね。
厚みの薄いリングはプラチナとはいえ変形しやすいので出来ることなら、結婚指輪は一生ものですから少し厚みのあるものをお選び下さい。
またダイヤなどがついているリングは変形するとダイヤが取れて知らない間に無くなってしまうのでお気を付け下さいませ。
皆様も社会人ですから分かると思いますが、プライスを大幅に値引きしての販売には少し考える必要があるかもしれませんね・・。
これは仕方がないですが量産品は他の方も同じデザインを着けております。
でも、たくさのデザインから選べるというメリットも・・あります。
購入後にリングをサイズ直しが出来る素材とサイズ直しが出来ない素材があります。
必ず購入前にサイズ直しが出来るか、アフターなどの対応はどうか確認しましょう。
さて、私どもは私たちの出来る事をカッコつけずに背伸びせず、お客様に少しでも幸せになって頂けるお手伝いをさせて頂く事が最大の幸せと、精進させて頂きますので今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
皆様こんにちは。
今日はとても大切なジュエリーウォッチの修理でお預かりしたお品のお話です。
古くからの当工房のお客様でチェーンの長さを短くして欲しいとのご依頼でした。
K18ゴールドにルビーとダイヤで飾りが付いた腕時計なのですが、
何やら四角い箱に仕掛けがありそうですね。
横から見た感じはこんな風です・・。
たくさんのルビーとダイヤが使われ特に箱の上のマーキスダイヤはとても大きいです。
(猫の目の様な形です)
箱の上のマーキスダイヤを持ち上げると、な~んと!!
そこには・・・・・。
金色の文字盤の時計が出てきました。。
見るからに古い年代を感じさせる雰囲気です。。
さて肝心のチェーンを短くする加工ですが、普通のお店では 「 出来ません・・。 」とお断りされるかと思いますが、弊社ではお預かりをして制作を致しました。
現在の物全てではありませんが作られたものが元から修理が出来ない様になっている製品が多い
昨今と違い、この時代の作りは制作した職人さんが必ず色々修理が出来る様に細工や仕掛けがしてあります。その方法を見極めてお預かりした大切なお品をご依頼内容通りに制作するのですが、元々が
ハイレベルな技術で創ってありますので制作には経験と技術がないと対処する事が出来ません。
私どもは長年ジュエリーや時計、その他様々な制作や修理を手掛けてきたお陰で、色々な技術の
蓄積をする事ができ、またお客様に支えられ今年で30周年を迎える事が出来ました。
お預かりしたお品をじっと眺めていて思ったのですが、このジュエリーウォッチを制作された職人さんは素晴らしい技術の持ち主であったはずですが、お客さまから60年以上も前のものとお聞きしておりますので、今はもしかしたらこの世にご存命されていないかもしれんません。
しかし、職人としての自分がいなくなった後、次の世代にも使って行ける様にデザイン性や着け心地、
宝石としての魅力を盛り込みながら後に修理が出来る様に制作、創作が施してあるのです。
その心血を注いで創られたジュエリーを、今を生きる私たちに託してくれてるのだから
「 出来ません、お預かり出来ません ・・・。」ではすまされないのです。
私自身も職人としてこれはぜひ、見習わないといけない事です。。
そして、実はこの時計はとても古くて時計の裏ぶたに手彫りで彫られたメッセージがありました。
“ to My Darling Wife for our 24th Annversary 1943 ”
きっとご結婚24周年で奥さまのためにプレゼントされた記念にメッセージを彫られたのだと思いますが、1943年ですから今から69年前の時計です。
そして1943年から24年さかのぼると1919年でいまから93年前にご結婚された事となります。。
大切な記念日に形に残るプレゼントとても素晴らしいと思いますが、なんといっても何十年も前のものが大切にされている使われている事が嬉しく思います。
一元管理された量産品も良いのでしょうが、
やはり着ける方の希望がカタチになったジュエリーを私はお勧めしたいと考えます。
ぜひ、お気軽にご相談下さいませ。お待ちしております。
皆様こんにちは。
昨日のバレンタインデーはいかがでしたでしょうか?
今日は3月14日のお返しにピッタリのジュエリーをご紹介致します。
2月も半ばを過ぎて、もうすぐ3月。
暖かい春の日差しが待ち遠しいですが、彼女の指先に誰よりも早く春を先取りしてはいかがでしょうか?
このジュエリーたち、とっても可愛いでしょ
センターの石はピンクサファイアで周りを小さなメレダイヤで包んでいます。
リングは腕にも左右に1個ずつピンクサファイアが入り可愛らしさをアップ!!
お揃いのペンダントもチェーンに小さなボールが付いていて、とってもキュートです。。
このカワイイジュエリーたち、何と金額はとってもリーズナブル
素材はどちらもK10ピンクゴールドで、リング ¥50.400(税込)
ペンダント ¥47.250 (税込)です。
こんなキュートなペンダントが彼女の胸元で揺れていたら ドキッ とするかもしれませんね・・。
普段の制作風景ですが、この机はシルバー原型、WAX原型やリングを磨くヤスリがけ、
手造りなどをするためバーナーで溶かしたりする制作机で使い始めて25年になります。
さて、先週の土日は沢山のご来店ありがとうございました。
茨城県鹿嶋市よりお越しのY様、楽しみにされていて下さいね。
また、三重県からお越しのI様、お子様と奥様のベビーリング&ペンダントただいま制作中です。
兵庫県神戸市からオーダー頂きましたT様、お子様の指のサイズで丁寧に制作をしておりますので、
もう少しお時間を下さいませ。
ご来店を頂いてオーダーを頂いたお客さまの制作は店内の工房で、丁寧に一点一点を制作させていただいております。
全て店内で加工をするために制作の日数が掛かりますので、大変にすみませんが
3月14日にお渡し予定の方は2月中にオーダーされる事をお勧め致します。
なお、ご来店頂いたお客様を、この2匹のわんコ達がお出迎えをさせて頂いております。
ゴールデンレトリバーのアイル、プードルのチャリーが緊張しながらご来店されたお客様を
優しくサポート致しますので、お気軽にお越しくださいませ。
お待ちしております~
今日のご紹介は手作りの制作で出来上がったマリッジリングのお話です。
彼は遠く、千葉の市川からご来店頂きました。
彼女のご両親からエンゲージリング、マリッジリングのプラチナを溶かして
二人のリングを創ったら・・?とお話があり今回お預かりさせていただいたリングで手作り加工をいたしました。
緩やかなカーブの優しいV字リングは
着けた時に手元をスッキリと見せる効果があります。
ひねったデザインのリングはシンプルだけど存在感があり
レディースはメレダイヤをちりばめて可憐なリングとなりました・・。
大切な方が着けていたジュエリー達・・・。
それを大切な方から頂いて違う形になるけれど、そのジュエリーの本来持つ意味合いも次の世代に受け継がれて行きます・・・。
私達はそんな想いを形にして欲しいと願うお客様のために、存在しているクラフトマンでございます。
気軽にご相談だけでもして下さいませ、おまちしておりますぅ
皆様こんにちは。
だいぶ日をあけてしまいすみませんでした。
巷ではインフルエンザが猛威をふるっておりますが、皆様いかがでしょうか?
昨年から灯油ストーブが売れていると聞いておりますが、
当工房でもとてもレトロな年代物の灯油ストーブを使っております。
上のお店の写真真中の下側にレトロなストーブの頭が見えております。
ストーブの中は、こんな感じでございます。
2筒式で耐震装置付き、今日も大きな地震がありましたが、これ重要です!!
火の付け方ですが、こんな感じでございます・・・。
黒い筒の取っ手を持ち外すと芯が出てきます。
芯を上下するつまみを回して火の大きさを調整します。.
火を着けたら筒をセットして、キレイなブルーフレームになるよう芯の出る量を調整します。
このストーブは VALOR 、25年も前のストーブなんですよ。。
2筒式の良い所は寒い時はどちらも着けて、少し寒い時は1筒だけの使い方が出来る優れものです。。
もちろん火をつまみの調整で火を大きくも絞る事も出来ますが、2筒同時に1日中着けても灯油は半分位しか減りません。
火を着けたら正面のパネルを取り付けます。ピンボケしてすみません。。
お店の雰囲気に合っているので個人的にはかっこいいと思っております。
さて、当工房の看板犬ゴールデンレトリバーのアイルも元気にしております。
この仕草は、おやつが欲しい時とお散歩に行きたい時に必ずする合図です。
すごく犬バカな私ですが、この目線とポーズについ頬が緩んでしまいます。
とても細かなジュエリーの制作のつかの間のこんな時間がとても大好きな私でした。。
関東のみなさま…雪ですね
雪国出身の自分としては、こんなちょっとの雪などなんてことないんですが・・・電車が止まるのだけは非常に困ります笑
頑張れ東武鉄道負けるな東武鉄道
…自己中な自分で申し訳ありません
みなさん、帰り道は十分お気をつけ下さいね
そんなワケで本日は
アルパカスーツを身にまとった我らがチャーリー工場長と共に、スタッフブログをお届けします
先日の日曜日、タウンジャーナルの取材が入りました
今回ご協力頂いたのは
長島 準一さん 華代さんご夫妻
取材のご協力、本当にありがとうございました
ここで、色々とおふたりのご紹介をさせて頂きたいのですが、それだと紙面をご覧いただく楽しみが少なくなってしまいますので…笑
1月29日発行の『TJ-タウンジャーナル-2月号』を是非ご覧ください
ところで、先日ご紹介したTJ 1月号はもうご覧いただけましたでしょうか?
まだご覧になっていないお客様のために、本日は特別に1月号の紙面をフルバージョンでご紹介します
※画像をクリックすると大きなサイズで紙面をご覧いただけます
ご協力頂きました、尾崎さんご夫妻
オーダーメイドの魅力をたくさんの方に伝えて頂いたのはもちろんですが、自分たちが携わらせて頂いている仕事の素晴らしさを教えて頂きました。
本当にありがとうございました
またお会いできる日をスタッフ一同楽しみにしています
お近くに来られた際は是非お立ち寄り下さいね
ご来店いただきました全ての皆様との出逢いそのものが、私たちアークスタッフの大切な大切な財産です。
明日、明後日もたくさんのお客様にお逢いできること楽しみにしています
皆様どうぞお気をつけてご来店ください。
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